私は筋肉を卒業します。「筋肉以外何ができるの?」と言われても【才木玲佳・筋肉卒業#1】

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【私は筋肉を卒業します。「筋肉以外何ができるの?」と言われても【才木玲佳・筋肉卒業#1】】

「筋肉アイドル」として地位を築いてきた才木玲佳さんが、2022年3月をもって「筋肉を卒業」した。タレント活動の傍ら、プロレスやボディコンテストなどにも精力的に挑戦し、まさに筋肉とともに芸能界での道を歩んできた。そんな彼女が筋肉卒業を決意した背景にはどんな思いがあったのだろうか。そして、今だからこそ伝えたい筋肉へのメッセージとは――。ここでは、才木さんの筋肉への思いが詰まったインタビューを4回に分けてお届けする。第1回は、筋肉卒業を決めた理由について。
※本記事は、2022年に『VITUP!』で公開した記事を再編集して紹介するものとなります。
筋肉という枠にとらわれず、自分の可能性を広げていきたい

――VITUP!としては、才木さんが筋肉を卒業すると聞いてとても驚きました。筋肉を生かしたキャラクターを卒業する、ということですよね。

「そうです。筋肉のイメージにとらわれずに、もっと仕事の幅を広げたい思いがあります。それに、自分自身の心がきつくなってきてしまったのも決断した理由の一つです。筋肉だけではない自分を見せたいと思っても、どうしてもそのイメージに引っ張られてしまうのも少し嫌になってしまって。一番の武器が足かせになってしまっているなという感じでした」

――筋トレに関してはいかがですか。以前は、楽しそうにトレーニングしている姿が印象的でしたが。

「筋トレ自体は楽しいし、少し前までは友達とジムに行くことも多かったです。でも今は、ジョギングをする程度で、しばらくジムには行っていません。筋トレに飽きたわけではないんですけど……。筋トレがすごく好きな方って、1日でも空けたら気持ち悪いと言うじゃないですか。私はそういう感じにはなっていなくて。ジムに行かないといけないという気持ちが正直あった時期もあり、その反動かもしれないですけど、今はトレーニング頻度が減っても違和感はないですね」

――今までトレーニングは週にどのくらいやっていましたか。

「ボディビルの大会を目指していたときは基本的に週6日、それ以外は最低でも4〜5日は行なっていました。筋トレも仕事の一部になりつつあったので、暇があればやっていたという感じでしたね」

――それほど生活が変わり、体の変化はどうですか。

「筋肉卒業は昨年の秋に決めたのですが、その頃からジムに行く回数をガクンと減らしました。なので、『肩回りが細くなったね』と言われることも増えてきましたし、ジョギングにより体重は少し落ちてきています。でも、いまだに力こぶは出てしまいますね(笑)」

――今まで育ててきた筋肉に愛着はないですか。

「筋肉があったからこそ今の自分があるのは間違いないので、すごく感謝しています。筋肉がなかったら才木玲佳という名前も世に出てこなかったと思いますから。そういった意味でも愛着はもちろんあります」

――ご自宅にホームジムがありましたよね。あれはどうしたんですか。

「どうしましょう(笑)。せっかく機材も集めたので迷いどころですけど、これから考えていこうと思います」

【私は筋肉を卒業します。「筋肉以外何ができるの?」と言われても【才木玲佳・筋肉卒業#1】】

筋肉卒業に不安はあっても、このままではいけないと思った

――筋肉を卒業することで、不安に感じることもありませんか。

「もちろんあります。筋肉関係のお仕事をいただけていたのは本当にありがたいことですが、私自身は好奇心の塊で、いろいろなことに挑戦したいタイプなんです。筋肉を卒業することでそういったお仕事がいただけなくなるのは不安ですけど、それによってまた新しいお仕事の機会をいただけるかもしれません」

――筋肉アイドルとして活動するなかで自信がつき、もう離れても大丈夫だと感じたのでしょうか。

「そんなことはないですよ。筋肉がなくてもやっていけるくらいの強みがあれば、筋肉卒業を迷わなかったと思うんです。でも私は卒業するにあたってかなり悩みましたし、正直、芸能界をやめようと思ったこともありました。今も不安はありますけど、今までのままやっていてもダメかなというのもありますし、私は自分が決めたらその方向にしか気持ちが動かないタイプなので。長い目で見て、今年30歳になる節目というのもありますし」

――迷いというのは、どんな点においてですか。

「『筋肉以外に私に何があるの?』というところですよね。芸能界に入った当初は、慶応大生というのはありましたけど結局はただの女子大生で、何もできなかった。だから毎日ネット配信をやったり、K-1のジムに通ったりボディメイクをしたり、自分が興味を持てる範囲でできることをやってみて。そうして、何とか見つけてもらえたんです。みなさんの中の私の一番のイメージである筋肉を手放して、『何ができるの?』と思う方も多いと思います。クイズ番組やラジオを通じて認識してくれている方もいますが、それはまだ一般のイメージではないでしょうから。だからこそ、『才木玲佳はこういう人』というのを、これからまた見つけないといけないと感じています」

■才木玲佳(さいき・れいか)
2014年、慶応大学在学中にWRESTLE-1オフィシャルサポーター・Cheer(ハートマーク)1に加入。翌年に1期生としてプロレス総合学院へ入学すると、半年後には無事卒業し、プロレスデビューを飾る。ムキムキなのにかわいい「筋肉アイドル」としての地位を確立しつつ、2020年にはボディコンテストにも挑戦。女子フィジーク部門でマッスルゲート東京大会優勝、ゴールドジムジャパンカップ2020準優勝の成績を残した。
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