「STEALTH」ドライバー、カーボンフェースのメリットを検証する

GEW(月刊ゴルフ用品界)

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1979年、パーシモンウッド全盛の中、初めてステンレス製のウッドを世に送り出したテーラーメイドゴルフ。

同社は2022年「メタルウッドからカーボンウッドへ」の切り口で、ウッドクラブに再び革新を持ち込んだ。満を持して発売したカーボンウッドの名は『STEALTH』(ステルス)である。

2000年からカーボン素材の可能性を追求し、秘かに開発を進めてきたカーボンフェース。最新技術のメリットとは?スタンダードモデル『ステルス』、ハイドロー仕様の『ステルスHD』、スライド式ウエイト搭載の低スピン仕様『ステルスプラス』の3タイプを豊富な試打経験を持つ永井延宏プロが徹底検証する。

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スタンダードモデル「ステルス」の第一印象は

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まず、前作と比べてカラーリングが大きく変わりました。

ブラックと赤いカーボンフェースの組み合わせは精悍な印象を与えます。

テーラーメイドのドライバーは、機能とデザインが一体化しているのが特長ですが、ソールだけをみると前作との大きな違いは感じられません。構えてみると、SIM、SIM2と同様シャフトから遠い部分へヘッドが拡がっていくようなデザインを継承しています。

カーボンクラウンと相まって、ソール部にもカーボンを多用し、金属素材を極力使っていません。

ツイストフェースも踏襲していますが、フラットに見え目標に対してスクエアに構えやすいですね。

打ってみると斬新なエネルギー感

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スタンダードモデルの『ステルス』から打ってみましたが、打感、音は全く違和感ありません。

フィーリングとしては、ボールがヘッドの中に潜り込み、次の瞬間、後方のウエイトがボールを一気に押し出す。

車同士が正面衝突したような衝撃で、そのエネルギー感は斬新です。球のつかまりもいいですね。とはいえ、クラブを手に持って傾けてみると重心アングルはそんなに大きくありません。

そのあたりは先述の「球がヘッドに潜る」部分に紐づいており、右や左へのライン出しも容易に行えます。ボールスピン量はニュートラル。球を包み込むような挙動に対して、シャフトが動く感じがありますので、アマチュアゴルファーにとってプラスの方向へ導いてくれそうです。

振り心地が軽くなるステルスHD

『SIM2MAXD』の後継モデルになりますが、明らかにスタンダードタイプとは形状が異なります。構えた感じも赤いフェースがシャフト軸に近いところに見え、いかにも球のつかまりが良さそう。

シャフト軸から対角方向へ膨らみを増したのが進化の部分で、丸型形状により安心感があります。打ってみると、スタンダードモデルと性能の違いが明白です。振り心地も軽くなり、スイング中に感じるクラブの重さもかなり違います。

ただ私には、スピードが出すぎるので、スタンダードモデルよりもやや抑えて振るとへッド特性である「ハイドロー」を連発しました。

左を警戒するゴルファーへステルスプラス

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『プラス』はソールへ可変式ウエイトを装着。ヘッド重量配分がガラッと変わって、スタンダードモデルと比較してやや右を向いているように感じます。

また、ツイストフェースにより、はっきりとトゥ側を逃がしていンパクト時にボールをヘッド中に包み込むような打感は共通していて「方向安定性」が一つのキーワードになる。打感は全く違和感がなく、むしろ爽快です。

スタンダードはへッドのボリューム感、見え方を含めターゲットは幅広い。アマチュアゴルファーはまずスタンダードモデルを打ってみることを推奨します。

HDは振り心地の軽さが特長的で、シャフト振動数や重さで何gという先入観で選ぶのではなく、スイング時に感じる重さで選ぶといいでしょう。

軽量のカスタムシャフトと組み合わせれば、シニアやレディスも見えてくる。て、左を警戒するプロや上級者には心地良いでしょう。

3タイプともすべて460CM3ですが、プラスでは「シャフト軸から斜めのボリューム感のある形状」というのがやや抑えられ、フェース面に対してボディがスクエアで真後ろに受けている印象ですので、ヘッドパスやエネルギー感をイメージさせる。

実際に打ってみると、スライディングウエイトがフェース寄りへ設置されていることもあり、スイング中にバックフェース側に動く時間とフェース側に戻ってくる感覚が非常に分かりやすいヘッド特性です。

打感は、ボールの芯を潰すような厚いインパクトで全体的にヘッドが動いてくる。その動きに対してスイング軌道やクラブパスを合わせられるようなシャフトを選択すると、さらに飛ばせるでしょう。

まとめ

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『プラス』はソールへ可変式ウエイトを装着。ヘッド重量配分がガラッと変わって、スタンダードモデルと比較してやや右を向いているように感じます。

また、ツイストフェースにより、はっきりとトゥ側を逃がしていンパクト時にボールをヘッド中に包み込むような打感は共通していて「方向安定性」が一つのキーワードになる。打感は全く違和感がなく、むしろ爽快です。

スタンダードはへッドのボリューム感、見え方を含めターゲットは幅広い。アマチュアゴルファーはまずスタンダードモデルを打ってみることを推奨します。

HDは振り心地の軽さが特長的で、シャフト振動数や重さで何gという先入観で選ぶのではなく、スイング時に感じる重さで選ぶといいでしょう。

軽量のカスタムシャフトと組み合わせれば、シニアやレディスも見えてくる。て、左を警戒するプロや上級者には心地良いでしょう。

3タイプともすべて460CM3ですが、プラスでは「シャフト軸から斜めのボリューム感のある形状」というのがやや抑えられ、フェース面に対してボディがスクエアで真後ろに受けている印象ですので、ヘッドパスやエネルギー感をイメージさせる。

実際に打ってみると、スライディングウエイトがフェース寄りへ設置されていることもあり、スイング中にバックフェース側に動く時間とフェース側に戻ってくる感覚が非常に分かりやすいヘッド特性です。

打感は、ボールの芯を潰すような厚いインパクトで全体的にヘッドが動いてくる。その動きに対してスイング軌道やクラブパスを合わせられるようなシャフトを選択すると、さらに飛ばせるでしょう。

【永井延宏プロ】
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞。
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著者プロフィール

GEW(月刊ゴルフ用品界)

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

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