レジェンド倉本昌弘がインサイド・アウトで打つアプローチを実践レッスン!【K's STUDIO第1話をスポナビDoでちょい見せ公開!VOL.1】

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深堀圭一郎がゴルフ界を代表するトッププロの素顔とテクニックに迫る新番組『トッププロレッスン K's STUDIO』。

今回からのゲストはツアー通算30勝、永久シード選手でもあるレジェンド・倉本昌弘。超プロ技と言われるアプローチを実践レッスン!

さらにインサイド・アウトで打つアプローチ、丸山茂樹など数多くのトッププロが使用したマッシーSWなどプロゴルフ界に革新を起こした様々な話を語りつくします。

『トッププロレッスン K's STUDIO』は毎週土曜日更新!今回は第1話をスポナビDoでちょい見せ公開!

インサイド・アウトが生まれたマッシーサンド

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深堀プロ:
倉本さんのアプローチが上手いというのは、みんな知っているんですが、最初はリンクスのマスターモデルでしたよね。それからご自身で作られた、マッシーサンド。

倉本プロ:
ブリヂストンで作って、自分で使っていたら、マルやみんなが欲しい欲しい言うから、それを俺に言わないで、ブリヂストンに言ってとか言って。

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深堀プロ:
本当に操作性が良くて、色んなものが打ちやすいクラブでしたね。あれは元々倉本さんが使っていたものをいろいろリクエストしたんですか?小ぶりな顔でグースがあって。

倉本プロ:
グースがあるんだけど、本当にオフセットじゃなくて、オンセットに近いグースでした。ネックはグースなんだけど、リーディングエッジはオンセットに近いような感じでした。

深堀プロ:
倉本さんは多彩なアプローチを打つじゃないですか?リンクスのSWがそうさせたのですか?倉本さんが打ち方を考えていたら、リンクスに出会ったんですか?

倉本プロ:
子供の頃、本当に広島の田舎のアップダウンもあるグリーンも小さく、砲台グリーンでプレーをしていたので、球を上げたり、転がさざるを得なかったり、色んなことを覚えさせられましたね。

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深堀プロ:
ゴルフ場の環境がその形のウェッジを選ばせたということですね。最初の練習はグリーン周りのところからアプローチの練習をしていくんですか?

倉本プロ:
始めはラウンドです。ゴルフ場や自分が休みの日には、バンカーにお弁当を持っていって1日中バンカーにいました。バンカーでバンカーショットをするのではなくて、短い距離も長い距離も全てクリーンに打つ練習をしました。バンカーショットの練習じゃないんです。

深堀プロ:
それはなんでだったんですか?直接打てる技術を身につけたいということだったんですか?

倉本プロ:
そうです。それとどんなライからでも打ちたいというのがあって、当時インサイド・アウトに球を打つなんて誰も発想しなかったし、誰も言わなかったのを、インサイド・アウトに球を打てばいいとか、たこ焼きをくるっとやるように、たこ焼きを回すようにヘッドを使うとかですね。

深堀プロ:
それはマルも言ってましたね。丸山茂樹というアプローチのすごい上手い選手は倉本さんの影響がものすごい強いんですよ。倉本さんがデビューされて、我々テレビで見られるような機会があれば、いろんな打ち方を見ることがあって、あんなことがやれるんだということで、みんなが試行錯誤し始めていきましたよね。マルもバンカーを練習するのが第一優先なんですって、バンカーを選ばれたのは?

倉本プロ:
ゴルフ場にとって迷惑をかけないことです。いくらアプローチしたって、後でならせばいいんだけど、グリーン周りでバシバシ打っているとターフが取れて、ターフを埋めたとしても芝生はすぐに生えるわけじゃないから、誰が練習したんだって言われるわけですよ。

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深堀プロ:
なるほど。今お話していただいた中で、インサイド・アウトっておっしゃられたじゃないですか。どちらかと言うと、上からアウトサイドで打って、カットして球を止めていたが、真逆じゃないですか?私が大学でナショナルチームに入っているときに倉本さんにお会いして、インサイド・アウトで打ってるのを見て目から鱗でした。インサイド・アウトはどこからきましたか?

倉本プロ:
当時は林由郎さんが、上からカットにこうやってやるんだって教えていたわけなんですけど、それでは止まらないし、それでは、球をうまく拾えなかったんですね。インサイド・アウトの方がはるかに拾えました

深堀プロ:
それはバンカーの中でやっていたら見つかったんですか?

倉本プロ:
そうなんです。フック気味に打つと球は止まらないと言われていたんですけど、それは嘘だってこともよく分かったりました。

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深堀プロ:
引く力より、押す力の方が強いでしょって言われて、インサイドから押した方が、いろんな悪いライから球に力を伝えやすいって言われたんですよね。

倉本プロ:
バケツで水を撒く時に力の入りやすい方向で体を使わないと、バケツの水は飛んでいかないんですよ。でもそうするとみんなフックするって言うのですけど、上手投げのような回転になるから当然フックするんだけど、それは制御することができるんですよ。

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深堀プロ:
逆目の時は一所懸命上からカットで打っていたんですけど、インサイドから打った方が良いとか

倉本プロ:
あと逆目の時は、打つ力に対して、芝の抵抗があるから、ロフトがない方が、球がうまく上がります。SWなんかで打ってしまうと、ポッコンしたり、逆に強く行ったりするから、PWやPSをちょっと開き気味で、ボンと打った方が回転が安定します。

深堀プロ:
1番最初にたこ焼きのように打たれると言ったじゃないですか?どういう状態がたこ焼きなんですか?

倉本プロ:
フェースを被せて、普通に握ってこのまま打つと、左に飛んでいくけど、この状態で普通に握って、バックスイングをとって、実際に球に当たった瞬間にスライスを打つような感じです。

深堀プロ:
この打ち方のメリットはなんですか?

倉本プロ:
これは球をクリーンに取って、インパクトでボールだけを乗せて打ちます。特に低めでスライス気味に打ちたい時は、フェースを開いて打つと、今の球は球離れが早いから右に飛んでいってしまいます。そうではなく、フェースを閉じてスライスに打つと、ちゃんと内側から球が出てくれるんですね。

深堀プロ:
これはザ・プロフェッショナルな技ですよ。
<プロフィール>

深堀圭一郎(ふかぼり・けいいちろう)。1968年10月9日生まれ。東京都出身。1992年のプロ転向。2000年、01年の「住建産業オープン広島」では、続けてジャンボこと尾崎将司に競り勝った。03年の「日本オープン」では、最終日に5打差を逆転して優勝し、自身初の日本タイトルを獲得。05年にはシーズン2勝を挙げて、賞金ランキングは自身最上位の3位に入った。現在はシニアツアーに参戦中。

倉本昌弘(くらもと・まさひろ)。1955年9月9日生まれ。広島県出身。日大時代は日本学生4連覇を達成するとともに、1980年には中四国オープンに優勝するなど、華々しい実績を持つ。1981年にプロ入りし、初戦の和歌山オープン(賞金ランク対象外)でいきなり初優勝のスタートを切り、ツアーでも4勝を挙げて賞金ランク2位。82年には日本プロを初出場で制するなど、ツアー通算30勝を挙げた。シニアツアーでは2007年のビッグライザックシニアで初優勝。10年には日本シニアオープンを制するなど2勝して賞金王になっている。レギュラー時代から機会があれば参戦していた欧州にシニアになっても足を運び、12年にはオランダで行われたバンランスコットシニアオープンで優勝。14年PGA会長就任を区切りに永久シード選手としてのレギュラーツアー出場はやめ、シニアツアーの活性化を図ってきた。その年にPGA会長初の賞金王という話題も作った。2021年で会長職を任期満了で退任した。
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