『BIG TILT』 超難関パット 入るまでやってみた!

GEW(月刊ゴルフ用品界)

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

ゴルフ施設の新たな集客アイテム パター練習設備

※リンク先は外部サイトの場合があります

パターが入ればプレーのリズムは好転する パッティングの重要性

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

「パット イズ マネー」とはゴルフ界で有名な言葉だ。どれだけティーショットで飛ばしても、グリーンに1オンしても、パターが入らなければ、バーディーもない。その重要性を説くのが、仏発のパター『ARGOLF(アールゴルフ)』、そして同じく仏製・ウェルパット社のパタートレーニン グマシン『BIG TILT(ビッグティル ト)』を輸入販売するARGOLFだ。

同社は『ARGOLF』と『BIG TILT』のショールーム兼フィッティングス タジオ「ARGOLF PUTTING STUDIO」を恵比寿(東京都渋谷区)に構え、パター『ARGOLF』のフィッティング販売、『BIGTILT』によるマンツーマンレッスンを行っている。

フィッティングとレッスンを担当するテクニカルアドバイザーの増沢涼子プロは、パッティングの重要性を説明する。

「パターが入れば、プレー全体のリズムが良くなります。また、パッティングストロークはアプローチやショットの基本になります。だから、パッティングはゴルフの基本なんです」

増沢プロによれば、ロングパットのストロークは、そのままアプローチのショットストロークになる。そして、その先にショットのスイングがある。だからこそ、ゴルフは「パッティング」に始まるという。だからパッティングの重要性を説いている。

そして、そのパッティングの重要性を説く上で、そして、レッスンの現場で、インドア練習場で、そしてゴルフ場や練習場の空きスペースで様々な活用ができるのが、『BIG TILT』だといえるだろう。

3サイズの『BIG TILT』 最大5.2m×2.2mで1~5%傾斜が変わる

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

『BIGTILT』はフランスのウェルパット社が開発したパタートレーニングマシン。それを ARGOLFJAPANが輸入販売している。

『BIG TILT』は3種類のラインアップで、

■『BIG TILT XL PRO』 サイズ:5.2×2.2m (プロジェクター込み、参考価格517万円)

■『BIG TILT L PRO』 サイズ:4.2×2.2m(プロジェクター込み、参考価格484万円)

■『BIG TILT M PRO』 サイズ:縦3.2×2.2m(プロジェ クター込み、参考価格440万円)

その最大の特長は8~12本の脚でパッティングスペースが支えられており、その脚部分が伸縮して1~5%左右に傾斜が設定できることだろう。操作はiPadやiPhoneの専用アプリから行うが、増沢プロによれば、

「アプリの操作は簡単で、傾斜を変更するのもワンタッチです。時間にして30秒ほどで傾斜が変わるので、煩わしさもないと思い ます」

左右合わせて8~12 本の脚によって全部で10通りの傾斜を体感することができる優 れものだ。そしてセットになっているのがプロジェクター。パッティングスペースには全部で8つのカップが切ってあり、アプリにプリセットされているラインをプロジェクターで映し出す。それを参考にしながらパッティングの練習やゲームが可能。傾斜との組み合わせで約150種類のゲームが楽しめ る。増沢プロによれば、

「これまではインドアでパッティングの練習やフィッティングをする際、ほとんどの場合が平面でパッティングしていたはずです。それが傾斜をつけた状態で、本番のグリーンのようなイメージでフィッティングや練習ができます。スタンスを取った状態で傾斜を感じることができ、実際にボールが曲がることを実感できることは、大きな価値があると思います」

施工ではなく設置 専門スタッフが組み立て移動も可能

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

1~5%の傾斜が設定でき、トレーニングやゲームが150種類以上楽しめる『BIG TILT』は、フランスから輸送され、導入施設に同社の専門スタッフによって設置される。その重量は輸送される木箱を含めて約700kg。そう説明すれば大規模なクレーンで釣り上げて設置するかと思えば、そうではなく、専門スタッフが導入先で組み立てる。つまり、施設施工ではなく、設置のイメージだ。

そしてフランスからの輸送費用、 国内の輸送コスト、設置費用、そして2年間の保証まで本体価格に含まれている。

また、設置スペースのイメージは、最大サイズの『BIG TILT XL PRO』 が縦5.2×横2.2mだから、プロジェクターを設置するスペースを含めても、7坪ほどの空きスペースがあれば設置できる。加えて、施工ではないので、設置も数時間の作業で完了することは大きなメリットだろう。その点では短時間で設置でき、組み立て式なので導入後には設置場所を変えることもできる。

組み立て後は、プロジェクターやPCと連動させ、10か所でキャリブレーションを行う。あとはwifi環境があれば、iPad/iPhoneとはブルートゥースで接続できるので、接続なども非常に簡単だ。

ただ、注意したいのは設置場所の明るさで、プロジェクターでラインを映し出しながら、それに合わせて練習やゲームを楽しむので、比較的暗くできる場所での設置がベストだろう。

そして、シミュレーション機器などを導入している施設が気にするプロジェクターだ。『BIG TILT』に使用されている プロジェクターはLEDランプが採用され ており、寿命は2万5000時間。使用しない時間が15分続けば、自動でプロジェクターがオフになる機能も備わっており、安心安全に使用することができる。

練習やゲームが病みつき!? 『BIG TILT』を導入して新たな収益確保へ

【GEW - ゴルフ通に刺さる最新ギア情報メディア】

『BIG TILT』は10種類の傾斜を含め、150種類以上のトレーニングやゲームが楽しめる。一定時間内に指定されてた場所から指定されたカップを狙う「タイミングプレッシャー」や、距離感やボールの転がりのスピードを合わせる「スピードコ ントロール」など、ゲームやトレーニングコンテンツは無数といって良いだろう。ゆえに、『BIG TILT』を活用した練習やゲームは飽きない。というよりは、時間を忘れるほど熱中し、病みつきになるといって良いだろう。

その点では、新たな設備としてインドア練習場や屋内練習場の待ち時間対策、ゴルフ場の使用していないコンペルームに設置して新たな集客ツールと位置付けることができる。 同社の岩田直樹オーナーは、

「減価償却は3年です。最近徐々に増えてきたパッティング専門のマンツーマンレッスンなら1時間1万円以上の価格設定ができると思いますし、通常のスクールの1つのカリキュラムとしての導入も効果を発揮すると思います。そのようなパッティングのレッスンが構築できれば、新たな収益ツールとして『BIG TILT』が活躍する場は多いと思います」

昨今は空前のゴルフブーム。屋外練習場は待ち時間が長い状況で、その待ち時間を利用して『BIG TILT』をパター練習 に活用してもらうことも可能だろう。 これまでにないパタートレーニングマシン『BIG TILT』。その活用用法は様々だ。ゴルフはパッティングから」―。それをゴルファーに提供しながら、導入施設は収益を生む。新たなツールに注目が集まる。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

GEW(月刊ゴルフ用品界)

1978年2月創刊のゴルフ産業専門誌「月刊ゴルフ用品界」(GEW)を発行。2000年5月から影響力のあるコアゴルファーを対象にネット情報を発信するウエブサイト「GEW」を立ち上げた。各種業界団体と連携、ゴルフ市場活性化への活動も推進中。

関連リンク

※リンク先はすべて外部サイトになります

関連記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(スポーツナビDo)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

新着公式情報

公式情報一覧