5年連続開幕投手を務めた攝津正氏が語る「仕事のスイッチ切り替え方」とは?
そんな攝津氏が、現役時代に行っていた自身のメンタルコントロール、さらには仕事におけるスイッチの切り替え方について語った。
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開幕投手を任されたプレッシャーは・・・
「結果としては(勝敗が)半々だったと思いますが、いずれにせよプレッシャーはありますよね。開幕戦って独特な雰囲気ですし。でも、やれること自体光栄なことなので、ありがたい気持ちでした」
ホークスの開幕投手といえば、それまで斉藤和巳や杉内、和田といった強力な投手陣が務めてきたが、その中で自身が抜擢されたことに対して、攝津氏はこう振り返る。
「自分が開幕投手をやっていた時は、先発陣が結構抜けてしまい、自分がやらないとという気持ちがあったので頑張れたところはあります。
5年連続でやらせてもらいましたが、開幕前の出来が、良い年もあれば悪い年もある。
今の結果がそのままシーズンに結びつくかといったら、それもわからないですし、試合でもブルペンでの調子がそのまま試合に結びつくかといったらそうとも限らないですからね。そこはあまり考えないようにしていました」
先発登板日、スイッチ切り替えのタイミングは・・・
「僕の場合、試合開始40分前くらいまでは、試合モードにならないようにしてました。ずっと緊張しているといざという時に集中できないので。ブルペンに入るタイミングでスイッチを入れ替える感じでした」
先発投手がスイッチを切り替えるという点で、野球界ではその日の先発投手に対し試合前の声かけはNGとされている部分があるが、そこに対し攝津氏は自身の経験をこう振り返る。
「僕自身、喋りかけるなといったことはないんですが、色々と体の確認があるんですよね。ブルペンでボールを投げ始めるとその日の調子を含め、勝手に集中するのでそういった雰囲気にはなると思います。
話しかけて欲しいといったことはないですが、別に話しかけられても全然大丈夫という感じではありました。
チームメイトからも普通に話しかけられていました。基本的には『今日この選手の時は少し前に守ります』といった野球の話ですけどね」
攝津氏のYouTubeではこのほか試合前に行うルーティンや、敗戦時の気持ちの切り替え方など、仕事に対するメンタルコントロールについて語られている。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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