南秀樹のスコアアップ術(5)アプローチの距離感

スポニチアネックス

【スポニチ】

今回はアプローチの距離感についてレッスンします。

100ヤード以下の中途半端な距離では、最初にサンドウエッジ(SW)のフルショットが何ヤードかを知り、それから20ヤード刻みに打ち分けることを覚えましょう。

グリーン周りは、確実に1ヤード先にボールを落とすことから始めます。

南秀樹コーチによれば、距離感は日々の練習が大事とのこと。徹底して体に覚え込ませて下さい。

◆スコアメークに即役立つ!

アプローチの距離感が合わない人は、自分の感覚でボールを打っていることが多いようです。

50ヤードならこれぐらいの振り幅だろうと思っても、練習量の少ないアベレージゴルファーではその通りにいかないことがほとんどです。

実際、プロでもしばらく練習していなければ距離感が合いません。まずは、自分の中できっちりとした尺度を作るべきです。

大切なのが、SWのフルショットが何ヤードか知ること。

ここでいうフルショットは〝マン振り〟しての飛距離ではありません。8割ぐらいのスイングで、確実に出せる飛距離のことを言います。

SWのようにロフトが大きいクラブで目いっぱい振ると、ボールの下をヘッドが潜り抜け、飛距離が出ないので気をつけましょう。

テーブルクロスをサッと引いたときにテーブルの上にあるコップが動かないのと同じ原理です。ゆっくり引くとコップが落ちるように、ロフトの大きいクラブこそ、ゆっくりと振るのがコツです。

サンドウェッジで肩から肩までの振り幅での距離を把握する 【スポニチ】

常に同じ振り幅で振れるようにすることが大切 【スポニチ】

次に、肩から肩までの振り幅、腰から腰までの振り幅でボールを打てるようにします。

最初は難しいかもしれませんが、打つ度に振り幅が変わらないように、徹底して練習しましょう。自分では腰から腰の振り幅で振っているつもりでも、実際はそれよりも大きかったり、小さかったりします。鏡や動画などでチェックしながら身につけて下さい。

もちろん、その際の飛距離もインプットしておきます。

仮に、肩から肩までの振り幅で50ヤード、腰から腰までの振り幅で30ヤードだとしましょう。最初は20ヤード刻みで打ち分けたいので、70ヤードの距離も打てるようにしておきます。

サンドウェッジで腰から腰までの振り幅での距離を把握する 【スポニチ】

サンドウェッジ以外のウェッジでの飛距離もチェックしておこう 【スポニチ】

ただし、SWでのフルショットが80ヤードの人が70ヤードを打つ場合、フルショットより少し軽めに振ったりとか、肩から肩の振り幅を大きめにすることはお勧めしません。なぜなら調整が難しいからです。

この場合、アプローチウエッジ(AW)やピッチングウエッジ(PW)にクラブを持ち替えて、肩から肩の振り幅で打ちます。

同様に、腰から腰までの振り幅で、AW、PWの距離も把握しておきます。ちなみに35ヤードを打ちたいときは、SWで腰から腰までの振り幅で打ちますが、いつもより少しスピードを上げてスイングして調節します。

グリーン周りのアプローチでは、SWで1ヤード先にボールを落とすチップショットから始めます。

インパクトでクラブフェースが開閉すると距離がバラつきます。確実にスクエアな状態でボールを捉えるように練習しましょう。

それができたら、5ヤード先にボールを落とせるようにします。あとは、クラブごとにどれだけボールが転がっていくのかを頭の中に入れておくだけです。

もちろん、グリーンの硬さや傾斜によってランの距離は変わります。その都度計算しておきましょう。

1ヤード先へ確実にボールを落とせるように練習しよう 【スポニチ】

 (取材協力=兵庫・オリムピックゴルフ倶楽部)


 ◆南 秀樹(みなみ・ひでき)1974年(昭49)2月21日生まれ、香川県出身の47歳。プロゴルファーだった父の影響で中学2年からゴルフを始め、香川西高卒業後に日本プロゴルフ協会のティーチングプロ資格を取得。鈴木愛、成田美寿々らを指導。現在は男子の塚田陽亮や今年復活優勝した岡山絵里、木村彩子らのコーチとして活躍。
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著者プロフィール

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