【サーフィン】日本の冬の波を楽しむ。日本海サーフトリップ シリーズ「おいらはサーファーの味方」

THE SURF NEWS

【日本海 photo by Ri Ryo】

海に囲まれた島国だから、探せばお宝ザクザク!
冬になると日本海のサーフィンを心待ちにしているリアルサーファーはけっこう多い。夏は波の少ない日本海側だけど(でも夏でも台風のルートしだいでは極上の波に恵まれるときもある)冬は良い波をゲットできる確率がグンと増えるからだ。
冬の日本海になぜ良い波があるのかというと、大陸からの北風が波を起こすためだ。キタカゼ?
そうです北風です。日本海に吹く北風は太平洋側と違ってオフショアではなくオンショアの風。
つまり日本海では北風が波を起こす。

Rider unknown 【Photo by Ri Ryo】

さて日本海は波の発生するパターンを予測しやすいという特徴がある。西高東低の気圧配置になると北風が吹いて波が起こるから予想天気図だけでも予測がつく。あとはその風がいつ止むかを予測するだけだ。
とくに今は波浪予報が正確になったから上手に活用すれば良い波を高い確率でゲットすることができる。もちろんBCMなどの有料波情報も当日現場で有効に活用したい。

中国大陸からの北風が吹いて3.3m8escのスェウルが起こり 【windy.com】

翌日は東風に変わり新潟方面はオフショア、スェウルは1.4m7secというと肩頭セットオーバーヘッドというコンデション 【windy .com】

オンショアの北風が吹き荒れて海がクローズドコンデションとなり、その翌日か数日後に風が止まりスゥエルだけが残る。そのパターンが日本海はシーズン中続くというわけだ。だが太平洋と比べれば湖のように小さい日本海だからサーフできる波があるのか?と思う人は多い。でもオーバーヘッド以上にサイズアップしても珍しくはない。
信じられないかもしれないが、ときにはワールドクラスのビッグウェーブが出現するポイントもある。
関西方面のサーファーにとって日本海でのサーフィンはもう冬の恒例行事で、ホームブレイクのある人も多いと聞く。というのも滋賀や京都の日本海側は四国に行くよりも近いからだ。名古屋方面からも東北北陸道に乗れば3時間掛からない。さらに四国の高知県でも冬は日本海に行くとあるサーファーから聞いて驚いたことがあった。瀬戸大橋を利用すれば高知から米子まで4時間弱だという。となると日帰りコースだ。
湘南からはこれまで東京を経由しなければ日本海側にいけなかったが、圏央道が延伸して茅ヶ崎から中央高速などに簡単にアクセスできるようになりこれで新潟まで4時間弱。日帰りも可能だ。車ならば四人で割り勘にすれば高速代が5000円ほど、ガソリンと食事を入れても日帰りなら10000円ポッキリコース。スノーボードに行くような感覚かな?でもリフト代はいらないね。
まだ日本海は未経験だけど興味はあるというサーファーは、BCMのサーフポイントをチェックしてシュミレーションしてみるといい。それを波浪予想や天気図と照らし合わせるとどのパターンで良い波がゲットできるかが解ってくる。ちなみにこの記事を書いている12/2の福井・鷹巣新港はムネカタセット頭の60点、水温19度!でも同じ日の湘南の波高は25cmだった!

【Reference : BCM】

福井県 鳥居浜 【Reference BCM】

波の予測がつきやすいという特徴のある日本海。「とにかく海が大荒れになると数日後に良い波が確実に期待できますよ」と日本海のロコが言っていた。「まだあまり知られていないポイントもあります。でもマナーを知らないビジターは来てもらいたくないです」年内ならばまだ水温も比較的暖かく太平洋側より快適に感じられることもあるという。
日本海へのサーフトリップ、アクセスが簡単になった今こそサーフバディと計画してみてはどうだろう。でもスタッドレスタイヤかチェーンはお忘れなく。

執筆:李リョウ

偶然に発見した日本海のビーチブレイク。友人と二人だけで楽しんだ。肩頭。 【photo by Ri Ryo】

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