イメージした通りにスピンをかけることができれば、アプローチで大きな武器になります。では、どうすれば良いのでしょうか？ この疑問に小技に定評のあるエイミー・コガプロが回答します。「一番重要な点は、フェースの溝を使えているかどうか」という彼女のスピンコントロール術を学びましょう。

【アマチュアゴルファーNさんの悩み】
「アプローチで狙ってスピンをかけることができません。イメージした通りにスピンをかけるには、どうすれば良いですか？」

【エイミー・コガのレスキュー回答】
イメージ通りボールにスピンをかけるのに一番重要な点は、フェースの溝を使えているかどうかです。ボールをクリーンにヒットさせ、フェースの溝を使うことでスピンは思い通りにかけることができます

私がスピンショットを打つ際は、アドレスでフェースをやや開き、打ち方はフェースでボールの横面をプロレス技のチョップ（手のひらを相手側に打ちつける打撃技。空手の手刀打ちと同じ）するようなイメージで振っています。

ヘッド軌道のイメージは、多少ボールに対してカットに入れる感覚です。ヘッドを斜め上から入れていきますが、フェースにボールが乗る感覚＝フェース溝を使う時間も必要ですので、極端に真上から入れるのはNGです。

打ち方のイメージは、ダウンスイングで急激にスピードを上げていく感じです。体の軸は保ったまま、スイングスピードを上げて打てれば、思った通りのスピンショットが打てますよ♪

・やや斜め上からヘッドを入れる感覚。
・スイングスピードを上げる。

取材協力／オリエンタルゴルフ倶楽部

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属