マラソン当日のベストな過ごし方 青山剛のランニングナビ

青山剛

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冬トレ<2月テーマ> 大会当日 スタートまでの過ごし方をアドバイス

 1〜3月までのトレーニング編では、より大会に即した実践的アドバイスをしています。前回は「大会前日の過ごし方」でしたが、今回は「大会当日、スタートまでの過ごし方」についてをご紹介します。

 まず、大会当日について、よくある質問の2つです。

(質問1)
「大会当日の朝食は、いつ、何を、どれだけ食べればいいのか?」

(質問2)
「ウォーミングアップは、いつ、どのように行えばいいのか?」

食事は満腹の一歩手前 水分の取り過ぎにも要注意

【Getty Images】

 まず(質問1)ですが、最近はこの大会当日の朝食で少し失敗している方が増えているようです。特に、内容よりも「食べるタイミングが少し早過ぎて」、レース中に早い段階でエネルギー不足に陥っている状況の方がいます。

 この連載をご覧になっているサブ4(マラソン4時間以内)目標ぐらいの方でしたら、だいたいスタートの3時間前くらいに朝食を終え、スタート1時間半〜1時間前くらいに、軽くエナジーゼリーやジェル1個くらいを取っておくのがベストです。

 内容は、普段食べ慣れているような内容で「満腹の一歩手前」を心掛けましょう。日本人なら、おにぎり系が無難でしょうか。
 気を付けたいのはコーヒー、紅茶など「カフェイン」を含む飲料を取りすぎると、利尿作用でトイレが近くなり、レーススタート後に便意がきてしまいますので、なるべく控えましょう。私もコーヒーは大好きですが、大会当日だけは飲まないようにしています。

 また脱水対策として普段より水分を取り過ぎてしまい、同じくレース直前、レーススタート後、トイレに行きたくなってしまった方も多いはず。

 日本国内のこの時期の大会では、心配するほど脱水にはならないですし、レース中も給水所が小まめにありますので、過剰にならないようにしましょう。

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著者プロフィール

青山剛

元プロトライアスリート。大学時にプロ活動を開始し、1999年世界選手権日本代表に選出される。その後トライアスリート中西真知子選手のコーチとなり、指導者としての活動をスタート。同選手を2004年アテネ五輪出場に導く。現在は、ランニング、トライアスロン、クロストレーニングのコーチとして競技者から初心者、子供、タレントまで幅広く指導。著書に『ランニング・コアメソッド』『DVDパーフェクトストレッチ100』など多数。(社)日本トライアスロン連合強化チーム・指導者養成委員 元日本オリンピック委員会・強化コーチ

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