国内現役最高齢、81歳の柔術家 気持ちに衰えなし――“挑む”男たち
左腕に障がい、表彰台でプロポーズ
空手時代とうって変わり、最初はなかなか勝てず試合で左腕を骨折したこともあったというが、仲間や柔術が持つ“ともに強くなる”といった雰囲気に支えられ練習を続けるうち白星がついてきた。
5月大会、無差別級の決勝ではプロレス好きの出自が見えるアキレス腱固めで一本を奪って優勝。さらに表彰台でプロポーズを行い成功すると、基山町のゆるキャラ「きやまん」、そして会場全体が2人を祝福し、DUMAU九州が掲げる温かな雰囲気に包まれた。
夜は大体練習で留守にするが、結婚する彼女もそんな重水さんを理解し応援してくれているという。