「スポーツ鬼ごっこ合コン」に女性記者が参戦! 狩猟本能爆発!? 新たな恋は生まれるのか

井上こん

攻守を競う、宝取りゲーム

敵陣の★を目指しつつ自陣の★も守りつつ、と忙しそうだ 【写真:千葉こころ】

 体が十分に温まったところで、いよいよスポーツ鬼ごっこのルール説明へ。スポーツ鬼ごっこは、単にワーキャー追いかけ合うものではなく、従来の鬼ごっこに戦術などの要素を加えたものらしい。

 この日、主審を務めた一般社団法人鬼ごっこ協会の森下さんによると、スポーツ鬼ごっこは同協会が開発したれっきとした種目で、なんと地区大会はもとよりワールドカップまであるというから驚きだ。

 基本ルールは以下のとおり。
(1)相手の宝(★)を取りに行きながら自陣の宝を守る
(2)センターラインを境に敵陣では追いかけられ、自陣では追いかける立場と切り替わる
(3)タッチするときは必ず両手で
(4)敵陣のセーフティーゾーンでは相手からタッチされない
(5)時間内に宝を多くゲットしたチームの勝利

青いコーンに乗っているのが宝(★) 【写真:千葉こころ】

 攻守が目まぐるしく展開されるため、サッカーやバスケットなどほかのスポーツで培った経験はもちろん生きるが、主催の石崎さんが言うとおり「逃げる」「追う」のふたつから成るシンプルなルールはスポーツ未経験者にも優しい。

まずは相手チームと握手で健闘を誓い合う 【写真:千葉こころ】

 男女混合7人のチームに分かれ、ゲーム開始。

四角から一気に攻め込む 【写真:千葉こころ】

 審判の笛の音とともに敵陣地を目がけて走り出す各人。見事なスタートダッシュを切るものの、やはり最初にして最大の難関はセンターラインである。先に説明したとおり、宝を取るには敵陣に入らなければならないが、センターラインを越えたが最後、背中を狙われる立場になる……そうしたジレンマがライン際でじりじりと繰り広げられるのだ。

センターラインでにらみ合い…… 【写真:千葉こころ】

と見せかけ、侵入! 【写真:千葉こころ】

相手の宝を奪うことに成功! 【写真:千葉こころ】

 慣れてくると、攻め方ひとつ見ても個人の性格が表れてくるからおもしろい。一瞬のスキを突いて敵陣への侵入を果たす者、ディフェンスは任せろ、と自陣の宝を守るべく壁と化す者、そして足ではかなわん、と存在感を消し白々しくセンターラインを越える者。筆者が編み出した、味方の後ろに隠れて前進する「ドラクエ作戦」はうまく働かなかったが……。

こうなると、自然とハイタッチしちゃったり 【写真:千葉こころ】

逆に、目の前で自陣の宝を取られるとものすごく悔しい 【写真:千葉こころ】

2連続で取られると、もうチームメイトと顔を合わせられない 【写真:千葉こころ】

味方チームの活躍に自然とハイタッチ

スポーツ経験者が仕切ってくれてありがたい 【写真:千葉こころ】

 残念ながら筆者自身は敵陣の宝までたどり着かなかったのだが、チームメイトの活躍に自然と拍手やハイタッチが生まれるのもスポーツならでは。回数を重ねるうち、より本格的なチーム会議なるものまで生まれ「4人で攻めて、あとは守りに徹しよう」と団結力を高める場面も見られた。

「1番来てるよー!」とチームメイトに言われ 【写真:千葉こころ】

「へい!」とマークに向かう筆者 【写真:千葉こころ】

真正面から敵が来た! みんな、ここは筆者に任せてくれ! 【写真:千葉こころ】

ツメが甘く、気功で飛ばした画みたいになってしまった 【写真:千葉こころ】

最後はここまで打ち解けた 【写真:千葉こころ】

 男女や年齢の垣根を越えたじゃれあいがそこかしこで見られ、会場は大盛り上がり。全員と交流できるよう頻繁にチームをシャッフルするなど主催者側の配慮もさまざまな化学反応を生み出した。気が付けば、追ったり追われたり、たまにこけたりしながらあっという間に2時間が経過していたのであった。

その後の交流会では「楽しかった、またやりたい!」と意見が多数聞かれた 【写真:千葉こころ】

ちなみにこれが「鬼ゴッター」のポーズらしい。主催石崎さん(左)と鬼ごっこ協会森下さん(右) 【写真:千葉こころ】

 さて、この日新たな恋は生まれたのだろうか。特にマッチングといったものは行われなかったが、一緒に汗を流しハイタッチまでした仲ということもあり、連絡先交換はスムーズに行われているように感じた。

 改めて振り返ると、正直なところあまりの楽しさに「可愛く見せよう」などという理性は吹っ飛び、最後まで猫を被る暇もなかったことが思い返される。逆に言えば仮面を取っ払い、素のままで交流できるということ。案外、相性というやつはこういう飾らない遊びでの方がはかれるのかもしれない……と、翌日やってきた筋肉痛に悩まされながらそんなことを思ったのであった。
(取材・文=井上こん、撮影=千葉こころ)

(取材協力=スポーツの恋活・婚活・合コン『ベストパートナー』)
http://fcop.jp 050-3786-8028

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著者プロフィール

井上こん

1986年生まれのフリーライター。グルメ記事のほか、深海生物の食レポやドヤ街宿泊レポ、ローション運動会レポなど体当たり系を得意とする。Pouch、日刊SPA!、女子SPA!、マイナビなどのWEBメディアを中心に執筆。雑誌『散歩の達人』では飲食店の取材を担当。

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