「1日1回腹筋の回数増やしたらこうなった」第4回

カネシゲタカシ

【カネシゲタカシ】

 チャレンジ開始が4月1日。つまり「1日1回ずつ腹筋の回数を増やす」というこの企画では、日付がそのままその日の腹筋回数になるわけです。これは実にわかりやすい。

「私もやってみよう」と思われた方、月の頭から始めるのがお薦めです。さて、今回は2日目から20日目までの経過を徒然なるままに。

2日目

【カネシゲタカシ】

 いきなり余談ですが、最近新しいバンドを始めました。僕のパートはドラム。この日は夜から朝までしっかり汗を流しつつドラムを叩く。「あれ、ドラムって動きが激しそうだし、痩せるんじゃない?」というご意見には、あんなロックバンドや、こんなビジュアル系バンドの「ぽっちゃりドラマー」を想像していただくことで「特に痩せない」というお返事にかえさせていただこうと思います。

 ていうか、野球選手なんて毎日野球やってんのに気がつけば、ぽってり太ってたりするわけじゃないですか。うーん、スポーツとダイエットの関係性って何なんだろうか。

5日目

【カネシゲタカシ】

 この時点での体重は62.4キロ。身長が164センチなんで、BMIとやらで算出すると僕の適正体重は59.1キロらしい。最終目標は58キロ。まずはサクッと60キロを切りたい。

 もちろん腹筋はきっちり5回こなす。ここまで体調も、腹筋のキツさも特に変化なし。もちろん筋肉痛もナシ。これは幸いである。

6日目

 腹筋する時間帯は、特に決めてはいない。用事で立ったついでとか、お風呂のお湯をためている間とか、空いた時間にパッとやるカンジ。今日は6日目だから腹筋6回。相変わらず筋肉痛などはなし。だが、体を持ち上げたときに軽くプルプルし始めた。さすが慢性的運動不足。

 この日は「腹筋やってるから」を言い訳に、ファミレスでは無料のご飯大盛りを薦められるがままに注文。腹筋7回の消費カロリーと比べる大赤字……いや、大黒字だが、細かいことは気にしない。

 夜、体重を測ってみたら63.4キロ。あっかーん! 数字は正直である。大盛りダメ、絶対。細かいことを気にするのがダイエットの基本と痛感する。

8日目

【カネシゲタカシ】

 この8日目で大きな変化があった。初めてはっきりとした疲労を感じたのだ。終わったあと「ふーっ」と ひと息つく程度ではあるが。

10日目

【カネシゲタカシ】

 だいたい10回をワンセットって言うんでしょうか? そんな基本的なことも知らず、見よう見まねでやっているわけですが、回数も、疲労感も、ようやく「母さん、オレ腹筋やってます」ってカンジになってきた。
 もともと彼は人のおなかの上で寝るのが大好き。「寝るの、寝るの、寝るなら乗っていい?」と様子をうかがいながら尻尾を振って寄ってくる。いや、ごめんよ。こう見えても仕事中なんだ。

11日目

 11、じゅういち、じゅういちダビッドソン……。浮かんだダジャレを書き留めるぐらいしか変化がない。予想されたことではあるが、この企画、序盤はとにかく地味!

13日目

【カネシゲタカシ】

 ゆっくり上げて、ゆっくり戻す。それが腹筋。10回目を超えるとツツツ〜と筋肉に疲労がたまるのがはっきりわかる。終わった後、そのまま大の字になって、しみじみ。
 すっかりしんどくなってきた。すでに1回目の頃の楽勝感が懐かしい。とはいえ、まだ限界ではない。つらさの具合で言えば、腹七分目から八分目である。先を思うと不安になるから、今日のところは風呂に入って鍵を閉めて寝る。

15日目

 約2週間が経過。チャレンジの前に、ふとたまたま目についた体重計に乗ってみる。
「64.2キロ」。

 太ってる! 人生最大レベルに太ってる! なぜだ? 決して「筋肉は脂肪より重いから、筋トレって体重増えるんスよ〜」みたいな「筋トレあるある」ではない。さすがに2週間で計105回ぽっちの腹筋じゃ効果などないことはアホでも分かる。

 原因は、食べ過ぎ。ことあるごとに「筋トレ始めました」を言い訳に、夜食だの晩酌のおつまみだの、好き勝手に食べた2週間な気がする……いや、食べてた。この日の腹筋15回がやたら念入りだったのは言うまでもない。泥縄のような腹筋である。

20日目

【カネシゲタカシ】

 事前に予想された「筋肉痛」や「腰の痛み」は、幸いなことに一度もない。ここまで1日もサボることなく愚直にチャレンジは続いている。でも、仕事じゃなかったら絶対続けてはいない。理由は簡単。しんどい! しんどい! しんどい!
 2〜3回小休憩をはさみながら、なんとか20回の大台に(20回は大台なのか?)。まだひと月も経たないのにこういう状態で、どこまで行けるのか、ただただ不安ですが……。また次回、レポートしたいと思います。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

カネシゲタカシ

1975年生まれ。漫画家。大阪府出身。『週刊少年ジャンプ』にてデビュー。現在は『週刊アサヒ芸能』などに連載を持つほか、テレビ・ラジオ・トークイベントに出演するなど、その活動範囲を拡大中。近著は『みんなの あるあるプロ野球〜極〜』(講談社)、『野球大喜利 ザ・ベスト』(徳間書店)など。趣味はスポーツ観戦、鉄道など。元よしもと芸人

関連リンク

※リンク先はすべて外部サイトになります

関連記事

スポーツナビからのお知らせ

編集部ピックアップ

おすすめ記事(スポーツナビDo)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

新着公式情報

公式情報一覧